認知症予防法 HOME » 認知症について 〜兆候から準備まで〜 » 認知症になると危険がいっぱい

認知症になると危険がいっぱい

認知症の恐ろしさは、本人の人格を崩壊させ、家族に介護の負担を強いることだけではありません。ほかの病気を誘発するリスクや、詐欺などのトラブルに巻き込まれる危険もあるのです。認知症の予防を考える前に、認知症に伴う危険やリスクについて調べてみまましょう。

認知症を合併しやすい病気

認知症になると危険がいっぱいのイラスト

70歳以上の高齢者の5人に1人はすでに罹患しているか、その予備軍であると言われるほど、国民的な病となっているのが糖尿病。この糖尿病と認知症とが、深い関係にあることが最近の研究や調査で分かってきています。

糖尿病の合併症には、腎症や網膜症などが挙げられますが、認知症も急激に増えていることが話題となっているのです。糖尿病の方が認知症を発症する確率は、糖尿病でない方と比べると、アルツハイマー型も脳血管型も2倍近いとか。特に、腎症や動脈硬化が進んでいる糖尿病患者の場合は、認知症の発症リスクが非常に高いそうです。

その逆として、認知症を発症している人が、糖尿病にかかりやすいという調査結果も出ています。糖尿病と認知症という国民的な病は、相互に深くかかわっているわけです。どちらについても、注意深く予防する必要があるようです。

認知症の方が陥りやすい日常的な危険

認知症になると危険がいっぱいのイラスト

特に一人暮らしの認知症患者が巻き込まれやすいトラブルとして、訪問販売や電話による振り込め詐欺、通信販売の利用ミスで多額のお金を浪費してしまうことが問題となっています。

一部の調査によると、認知症のお年寄りの約9.5%がすでに詐欺や詐欺未遂の被害に遭ったと報告されていて、認知症ではない高齢者と比べると7.6倍もの高リスクだと言われているのです。

認知症の方でも、食事や排せつなど日常行為に支障がない場合は、一人暮らしの方や昼間は家に一人で居る方も多く、訪問販売や振り込め詐欺の被害に遭いやすいのです。

訳も分からぬまま高額のリフォーム契約を結んでしまったり、必要のないものを大量に購入してしまったりという話が後を絶ちません。ピンピンコロリを希望する人が多い理由には、介護の問題以外に、こういった社会問題もあるようです。

徘徊による行方不明者も

認知症の症状のひとつ、“徘徊”によって行方不明になってしまうケースも急増し、問題となっています。ふらっと出かけたまま自宅へ戻れなくなってしまうお年寄りもたくさん保護されていますし、高速道路や自動車専用道路に迷い込んでしまう人など、危険なケースも多数報告されています。

一説によると、認知症やその疑いがある方が行方不明になってしまう数は、年間で1万人を超えているとか。中には、徘徊しているところを自治体や警察などに保護され、身元が分からないまま介護施設などで生活している方もいらっしゃるそうです。

認知症予防サプリ認知症改善サプリBest5はこちら