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予防プログラムを実践する

認知症予防プログラムは、大きく2つの種類に分けることができます。1つ目が、認知症の発症を予防するプログラム、2つ目が、認知症の進行を予防するプログラムです。
ここでは、まだ認知症に至っていない人を対象にした前者のプログラムについて、東京都健康長寿医療センター研究所の指導を紹介します。
具体的には、同研究所からテキストが発刊されていますので、ご参照ください。

4つの認知症予防プログラム

◆ウォーキングプログラム

「少しだけ早歩き」を習慣化するために、ウォーキングをするプログラムです。
歩数計で1日の歩数を記録して基礎データを作り、自分に無理のない1日の目標歩数を決めます。
少しずつ歩数を増やし、またウォーキング時間を伸ばし、最終的には、1日30分のウォーキングを週5日間行うことを目標にします。

◆旅行プログラム

独自の旅程を考え、実際に旅行するプログラムです。
旅行そのものよりも、仲間と一緒に計画を立てることに、認知症予防の意味が置かれます。
記憶力、計画力、注意力を活性化させることを目標にしています。

◆料理プログラム

独自の新しい料理を考え、実際にそれを試作するプログラムです。
オリジナル料理の考案を通じて認知症を予防します。
記憶力や計画力など、目標とするところは旅行プログラムと同じになります。

◆パソコンプログラム

パソコン技術を習得して、簡単な冊子を作成するプログラムです。
高齢者にとってパソコン操作は容易ではありません。しかし、実用性の高さがやる気を刺激し、煩雑な操作を覚えようと脳が活性化します。
最終的な目標は、旅行や料理のプログラムと同じように、記憶力、注意力、計画力を引き出すところにあります。

認知症予防プログラム実行の9つの前提

上で紹介した4つのプログラムを実践する上で、以下の9つの前提があります。

◆まだ認知症を発症していない人を対象にする

このプログラムは、まだ認知症を発症していない人が、発症を予防する、または発症を遅らせることを目的に作られています。

◆多くの高齢者が好んで行うことをプログラムの主軸に置く

高齢者が取り組むにあたって、旅行や料理など、比較的抵抗なく始められるものをプログラムの前提に据えます。

◆プログラムは6名~8名の集団単位で行う

脳への多面的な刺激や相互サポートを通じた脳の活性化を目指すために、集団で行うのが前提です。

◆週1回、定期的にプログラムを実行する

定期的に脳へ刺激を与えることで、認知症の入り込むすき間を遮断します。

◆認知症予防プログラムであることを自覚して参加する

認知症を予防するという目的をもって参加することで、単なる趣味の集団とは違って、それぞれが目標を持って能動的に行動できるようになります。

◆初期段階では専門家の支援をあおぐ

プログラムが習慣化するまでは、グループワークなどを理論的に学んでいる専門家(ファシリテーター)の支援をあおぎます。

◆自立的に活動を続ける

プログラムに基づく行動が習慣化したら、自分の意志で自律的にプログラムを継続するよう努力します。

◆各集団は別の集団とのコミュニケーションを図る

認知症予防プログラムを実行する別々の集団同士がコミュニケーションを図ることで、活動を地域に拡大させていきます。

◆すべての行動・プログラムについての事後評価を行う

すべての行動目標、すべてのプログラム目標を計画通りに実践できたかについて、皆で事後評価を行ないます。
同時に、そのプログラムを通じて認知機能が維持されたかどうかについて、専門的な機能検査による評価を行ないます。

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